読書の偉大さというのを考えると、それは誰もが認めるところでは無いでしょうか。
これだけ多くのエンタメが発達した現代において、もといエンタメに限らず知識を得る、という手段も多様化している現代において、読書による知識のインプット、またエンタメという行為としての読書というものが決して色あせることなく今日にいたります。
昔の人と比べると、私たちはある意味不幸といえるのかもしれませんが、知識、情報を得る手段が多様化、また簡易化してしまったばかりに真の情報にありつくことが難しくなったり、
読書より単純な情報収集(SNSなど)に傾倒してしまい必要な、有益な知識というものを獲得するのが難しくなっている、というのが現状といえるでしょう。
以前に講演会でお会いした科学者の先生によると、情報はジャンクフード化している、ということを以前話されていました。
また、そうでなかったとしても、そもそもじっとして何かをすることが苦手という方もいるでしょう。私もどちらかというとそういうタイプだと思います。
体を動かしたりすることの方が好きな方もそうですね。
そういう方にとって、読書というのはエンタメというよりかは一種の行のように感じてしまうかもしれません。
事実私自身も、何もしないで本を読んでも、30分くらいで疲れてきます。
先ほど私は今の時代は不幸であると言いましたが、同時にとても幸福な時代であります。
なぜなら、多様化したのは情報だけではなく、読書の仕方もまた多様化しているからです。
ここまで話して、すでに分かっているかたもいるかと思いますので、言いますが、
オーディオブックという選択肢が、読書嫌いなあなたと助けてくれます。
そして同時に一気に読書家という称号を手にし、知識カーストの上位にロンダリングすることができるでしょう。
オーディオブックという選択肢を「読書の手段」として許容した瞬間、あなたの世界は変わります。
それは家の中での限られた時間だけでなく、休みの間や平日を問わず、聴覚以外の身体感覚を使用する活動ならほとんどなんでも、エネルギーを他のことに割きながら、知識のインプットや名作の鑑賞をすることができるのです。
そしてそれは同時に、24時間という限られた時間を読書による知識のインプットに充てることができるのです。
これがどれほどすごいことなのか、他のことを考えてみればわかると思います。
筋トレを考えてみましょう。
筋トレをする場合、大抵の人は自宅やジムといった特定の場所で、そして特定の時間で行う必要があります。
体を家やジム以外の場所で、ましてや何か他のことをしながら鍛えるというのは無理があるでしょう。
ましてやそのように一日中体を鍛えていればいずれはオーバーワークになってしまいます。
しかし、読書も筋トレも、肉体的か頭脳的かの違いがあるだけで、自分自身を高める行為であることには変わりがありません。
にもかかわらず、一日の時間を読書に費やすというのは、筋金入りの読書家でもない限り無理でしょう。本を読みながら食事をすることや、腕立て伏せをすることなど余計なストレスがかかって仕方がないはずです。
ですが、オーディオブックは選択をしながら、トレーニングをしながら、そして(行儀は悪いかもしれませんが)食事をしながら読書ができるわけです。
私たちは筋金入りの読書家よりも効率的なインプットを獲得でき、さらにあなたがトレーニング好きであれば一石二鳥の肉体も手に入ります。
さて、オーディオブックの魅力についてもう十分味わえたころでしょうか─ですがまだその魅力はたくさんあります。
続きは後半でお話します。
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