オーディオブック健康法!読書嫌いのためのストラテジー。知識と同時に体が鍛えられる一石二鳥の読書法【後編】

オーディオブック読書法のメリットについて、続きを話していきます。

前回では、聴覚以外の感覚を他の活動に割くことができることにより集中力を必要とせずに

効率的に知識をインプットすることができる、ということをお話しました。

ここまではまあ、オーディオブックの性質を踏まえると当然のようなメリットに思えるかと思います。

では、次にこのオーディオブックを利用した読書法による副次的な(とはいえこちらの方が大きいかもしれません)メリットについてお話していきます。

1.目で読むより定着する

一般的に、文章を目で追って読む一般的な読書と比べると、聴覚だけを使い、しかも集中力を必要とせずに内容を理解できてしまうオーディオブックは、内容の把握する理解力が低下してしまうのではないか、と考える方が多いと思います。

しかし私は、オーディオブック使いようによっては一般的な読書法より内容の定着を図ることができると考えています。これは私自身の体感に基づく経験則だけではありません。

語学学習の世界で、「ユダヤ式学習法」というものがあるのをご存じでしょうか。

これは体を動かしながら単語や例文を音読する、という一風変わった勉強法です。

このユダヤ式学習法のすごいところは、一般的な机での学習に比べて吸収力が桁違いというところにあります。

人は新しいことを覚えるとき、その時に体を動かすことで行動と内容をセットで覚えることができるらしいのです。

ユダヤ式学習法とは言いながら、こういう学習メソッドは一部の天才的な学習者から意図的か否かにかかわらず受け継がれています。

京大生の人が以前テレビで、受験生の際に英単語帳を読み上げながら部屋の中を歩き回っていたという話を聞いたことがあります。

事実私も同様に英単語や古典の単語を覚える際は机で手を動かすのではなく、音読をしながら脚を動かして覚えていました。

特に散歩をしながらオーディオブックを聞いていると、不思議と本の内容が目で読む時と比べて、

自分が読み上げるより早い速度で聞いているにもかかわらず内容をしっかり覚えていることが多いのです。

・健康に良い

散歩をすることのメリットにつながるのですが、やはり歩くということは体に非常に良いメリットをもたらします。

一日一万歩、とよく言われますが、一日一万歩歩くとあらゆる病気の予防になるだけでなく、自律神経の正常化やセロトニンの活性化など心身に非常に良い効果をもたらすことは有名な話です。

しかし、人というのは健康のために何かを頑張るというのは以外にも難易度の高い話でもあります。

やはり、健康と、同時に楽しむ活動こそ続けられるというものです。

しかし、このオーディオブックを用いて散歩をすると健康を目的とせず、読書をするということによって散歩そのものを楽しむことができるようになるわけです。

読書をしながら身体的に健康になれるとしたら、それほど素晴らしいことはないですよね。

ちなみに、一日一万歩は時間で換算するとおよそ1時間40(100)分といわれています。

オーディオブックを使えば、100分はあっという間に過ぎていきます。

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